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私の世界平和

私が普段考えているテーマは、「世界平和という事業をいかに達成するか」という問題だ。そもそも一口に「世界」と言っても、それが何を指すかは人により異なるであろう。「平和」と言っても、そのための優先事項は、宗教的には「心の平和」であり、NGO(非政府機関)にとっては「紛争の解決」であるかもしれない。

まだまだ若輩の自分に、このような大きな問題を考え抜くのは難しいのだが、「Think globally,Act Locally」ということを毎日意識しながら生きることで、日々の縁から少しずつ、「世界」と「平和」を考えるためのヒントを得られると思っている。
地球的規模の問題としては、一部の共産主義的な思想やイスラーム原理主義思想などが、独善的な方向に走ることにより戦争を引き起こすきっかけとなってきたのは事実である。一方、私自身の身近な生活にあてはめてみると、自分が良かれと思うことを相手に押し付けてしまい、人間関係に不調和をもたらすことがある。両者は、規模は全く違っても「相手の立場を考えていない」という根っこの部分では一緒だと思う。

ところで、私が毎日触れている仏教には「みんな違っているようだけれども、同じグラウンドから出ている」という「世界」と「平和」を考える上で、非常に重要な視点が示されている。先日、スペースシャトルから見た地球の映像が世界中で報道された。テレビに映し出された地球の映像には、さまざまな国はあっても、私たちは同じ故郷に住んでいるのだと実感させる力があった。人間には誰しも「人の役に立ちたい」「人に喜んでもらいたい」という心がそなわっている。この心を、地球上の人々が出し合えたとしたら、きっと世界平和は達成できるに違いない。

最近、婦人担当のお役を頂く中で、私を育て、支えてくださっている方の思いを、ふと感じることがある。私の中に、そうした方々に恩返しをしたいという気持ち――自分は生きているのではなく、生かされているのだという実感が沸いてきたのかもしれない。今こそ、私自身が、人の役に立ち、喜んでもらえる自分づくりを目指していきたい。この同じ地球に住んでいる私ができる、世界平和の小さな第一歩として……。

大友奈々(青年本部)
2005.08.19 update



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