| 2004年――忘れられない大きな1年になった。
自分の生き方が大きく変わった1年である。
小学生の時、交通事故に遭い、脳挫傷で重体となった。
奇跡的に意識を回復し、リハビリをしながらではあるが日常生活を送り、学校や仕事にも行けるくらいまでになることができた。
そんな中、26歳になった2004年、体調を崩した。
交通事故の時に負った脳挫傷の後遺症が顕著に出始めた。
頭痛や嘔吐、身体中の痛みや張りに悩まされる中、両親と電話でありのままに話をすることができた。
「身体がきつくてつらい」と言うと、母が「私が昔、リハビリで無理をさせてしまったからだね。ごめんね」と言った。
その言葉を聞いた時、はっとした。
僕はずっと両親に心配をしてもらって生きてきたのだと気づいた。
自分の人生を振り返ってみると、事故で左半身のマヒや言語障害、その他いろんなリハビリをしている時、両親はいつも傍で応援してくれた。
僕にとって目が見えることも、言葉が話せることも、自分の手足が動くことも決して当たり前のことではない。
リハビリはつらかったが、両親のおかげでそれらができるようになったのだ。
今までに何度も事故の後遺症の苦しみから、「この状態で生きるのはつらい」と思ったことがある。
しかし、今は心配してくれている両親に恩返しがしたいと思う。
僕にとっての恩返し、親孝行。それは生きることだと思っている。
丸山(総務担当)
2005.02.24 update |