| あたりまえに 生きる
大切なものを 大切にする ―― あたりまえだ
大切なものは なにか ―― いのち と 食べものだ
豊かな自然と 人の おおらかな 労働が
いのちを支える 食べものを作る ―― あたりまえだ
あたりまえに 生きる道を 学ぼう
共に 生きるために
先月、私は「GVL(青年グローバル・ボランティア・リーダー)塾」集合教育の一環で、6人の塾生とともにワーク・キャンパーとして、栃木県にあるアジア学院を訪問させて頂いた。アジア学院は農業指導者養成専門学校で、主にアジア、アフリカなど開発途上国から農村のリーダーとなる人材を受け入れている。
上記の詩はその創始者、高見敏弘先生の創立理念だが、まさにこのおことばの通り、学院内に一切の無駄はなく、家畜の糞尿、ごみなどもすべて循環システムの中で処理され、たい肥などに生まれ変わり、リサイクル利用されていた。
すべてのもののいのちを尊び、最大限に活かし、自給自足のシンプルライフを実践しているアジア学院は、人間が地球の自然や土地とともに共生していることをまさに実感させてくれた。
そして同時に、〈私自身は、「共に生きるために」いったい何を実行してきただろうか〉という疑問がふと頭をよぎった。
日ごろから青年本部長さんより「大いなる一つのいのちに合掌すること」とご指導を頂戴していながら、毎日の生活はどうであったか? 夜遅くまでこうこうとつけている蛍光灯やテレビ、エアコン、友人との長電話、必要以上の無駄な買い物、すぐに枯らしてしまう草花……。食べものを大切にするどころか、すっかり冷蔵庫の中に置き忘れてしまっていることもある。
およそ共生とはほど遠い自己中心の自分の日常生活を振り返り、なんてわがままな人間だったのだろうと、深く反省させて頂いた。
また、内紛や飢餓、さまざまな疾病など、多くの問題を抱える母国の将来を真剣に思い、愛国心に満ちあふれている諸外国の学生さんとの触れ合いを通し、「私もささやかながら平和の担い手として、開祖さま、会長先生のお説きくださる『一乗の世界』を目指し、精いっぱい菩薩行を実践していこう!!」と心新たに決定(けつじょう)させて頂くことができた。
彼らの輝く瞳が、「共に生きること」の大切さをあらためて教えてくれた。
(K.C.S.) |