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今年は不思議と、自分と同じような思いをしている人に出会うことが多い。周りの目や評価を気にし過ぎてしまう人たちだ。周りから頑張っていると見られ、良いと認められる自分は○(マル)で、失敗したり、人から悪く見られる自分は×(バツ)だと思ってしまう人……。

これまで、私はそうした人たちの思いを聞かせて頂いても、「そういう思いってつらいよね〜」と共感するだけで終わっていた。でも、今年は共感だけでなく、その人のそのままに素敵なところを発見でき、伝えられるようになった。それは私の自分自身に対する見方が、すこ〜しづつ変わってきているからだと思う。

このようにならせて頂けたのは、次長さんがさまざまな場面で、私の性分を教えてくださったからだ。例えば、次長さんに研修の原稿をお通しした時、「なぜ、こう説くのですか」という次長さんの問いかけに対し、自分の願いを伝えることなく、すぐさま「すみませんでした」と謝ってしまう。そんな私に、次長さんはこんな言葉をくださった。「誰がいけないと言ったんですか? 私が言いたいのは、ちょっと言われたぐらいで、すぐに自分はだめだったと思ってしまうところ。そして、せっかく自分が大事だと考えて決めたことを、すぐに変えてしまうあなたの性分よ。もっと自分が思ったこと、念じたことを大事にしなさい」と。

温かい言葉を頂く中で、「自分はだめだ」と知らず知らずに思ってしまっていることに気がついた。少しでもそうした自分を変えていきたいと思い、今年の目標を「自分を大事にしよう。失敗したり、情けない自分も嫌がらないで認めていこう。卑屈な言葉を使うのはやめよう」と掲げた。

仏さまと同じ尊いいのちを頂いている私たち。いろいろな自分があるけれど、仏さまはすべてをご承知の上で、「わが子」とおっしゃってくださっている。自分を「だめだ」と思うのは、仏さまのお心に反することだ。これまで、法華経を通し、繰り返し教えて頂いていることが、今年はすご〜く心に沁みてくる。だから、どんな自分も○×(マルバツ)で判断せずに、まず、受け入れていくことにした。〈自分が嫌だな〉と苦しむのは、成長したいと思う仏性がうずいているからだ、と。

先日、ある研修で、自分のだめだと思うところを、泣きながら30ほども数え上げている人と出会った。私には、その人のより良くなりたいという心の叫びが聞こえた。3日間の触れ合いの中で、本当に思ったことをお伝えさせて頂いた。最終日には「自分は褒められなくても、認められなくてもいい。人さまのお役に立ちたい、世界平和のお役に立ちたい、と願う自分がいることに気づきました!」と、満面の笑みで話してくれた。その人の本来の姿が輝いた瞬間に出会えた。
 
誰もが「仏さまの子」であり、そして、家族や周りの人の温かい愛を頂いて生きている――(^◇^)。これからも仏さまを信じ、そんな見方ができる自分づくりを大事にしていきたい。そして、人さまに、仏さまの温かいお心をお伝えできる自分になりたい。

(K.M)


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