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陽気で優しいBCYCC(バターン・キリスト教青年会)のメンバーが、宗教・文化交流のため、3年ぶりにフィリピンから来日した。今回来日したのは、ジョビー・バンソン会長をはじめとする7人。8日間の行程中、私はいくつかの場面で彼らと行動を共にさせて頂いた。

日本人がフィリピン人と交流を持つ際に、「フィリピンタイム」という言葉をよく使う。一言でいうと、彼らは時間に大らかなのだ。彼らもそのことをよく分かっているらしく、今回はジョビー会長の指示により、参加者全員が各自の腕時計を15分進めていた。「これで10分遅刻しても大丈夫」と話している姿に思わず笑いがこみ上げる。

こんな持ち前のユーモアが至るところに現れる。しかし、この感覚が彼らの魅力の大きなポイントでもある。彼らは何でもジョークに変えてしまう。これは、自分たちを客観的に見る「心のゆとり」がなければできないことだろう。この点、日本人は大いに学ぶべきものがあると感じた。

彼らは大らかさとともに、とてもこまやかな心遣いと優しさを持ち合わせている。事前にスケジュールについてやりとりをした際、各自がお世話になるホームステイ先の家族構成を詳しく教えてほしい、と言われた。どういうことかと思って聞いてみると、「家族の一人ひとりに合ったプレゼントを用意していきたいから」とのこと。「そこまでするの?!」と、深い気配りに関心させられた。少なくとも、私にはそんなことは思いつかないだろう。

嵐のごとく過ぎ去った8日間であったが、彼らとの交流の中で、私は心に沢山のプレゼントを頂いた。8月には、今度は私がフィリピンに行く番だ。どんなふうにしてお返しをしたら喜んでもらえるだろうか。精いっぱい心を尽くして触れ合わせて頂きたいと思う。そして、そんな自分を、客観的に見ていこうと思っている。

青年本部 加藤幸作


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