| 先日、久し振りに実家に帰り、宿泊しました。私にとって、実家はとても安らぎ、くつろげるところではありますが、同時に機関銃のように繰り出される母の話を聞き続けることは修行であり、それには多少の根性が要ります。
さて、泊まった翌朝、私が起きるなり、「どおぉ〜♪」と母が顔を突き出してきました。すると、なんと母の顔は、井川遥のようにテカテカした唇、菅野美穂を思わせる赤いほっぺになり、目元は藤原紀香のように涼しげで、眉毛は柴咲コウに似てしっかりと弓矢のように描かれていました。
思わず私は、褒めることも忘れて「どうしたの?」と聞いてしまいました。が、母の罠にはまってしまったのでしょうか……。母は「待っていました」と言わんばかりに矢継ぎ早に話を始めました。母によると、「同じお役の仲間が元美容師なの。それで老けて見えない化粧法を教えてくれたのよ」とのことでした。母は買った化粧品を並べながら、化粧の実演までしてくれ、最後は化粧を教えてくれた幹部さんの写真を見せながら、私に紹介してくれたのでした。やっぱり、私は話を聞き続けることに疲れてしまいましたが、母はすこぶる元気でした。
ともあれ、母は毎日、教会に出かけています。人さまとの触れ合いの中で失敗することもあり、家族から足を引っ張られることもありますが、さまざまな逆境にもめげずに、元気で生き生きとお役をさせて頂いています。それもきっと、このように温かいサンガの皆さまのおかげさまではないかと思われるのです。
このことを通して、私と青年部の皆さんの関係はどうであるかと考えてしまいました。
青年部の皆さんは私と出会い、「少しでもきれい」になり、「すこぶる元気」になっているのか、温かいサンガとなっているのかと、振り返る機会を頂きました。
実家に泊まった数日後、ある青年女子部長さんから「教務員さん、このクリームは顔のくすみがとれる洗顔料なんですよ。使ってみてください」と洗顔クリームを頂きました。〈あぁ〜そうか。私が青年部の皆さんを元気にしてあげているのではなく、青年部の皆さんから私がすこぶる元気を頂いているのだぁー☆〉と納得しましたが、顔がくすんでいるのかどうかも気になる今日このごろです。
まずは、心のくすみを取り除くことが先決ですね。
(M.S)
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