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仏教どすこい

信仰を基盤とした行学二道の研修に励み
1、何を信じるの?
2、よき師に出会っていますか?
3、どう努力すればいいの?

 

3、

どう努力すればいいの?

ここからは、より自分の可能性を発揮するための努力方法について触れていきたいと思います。
その方法とは、教えて頂いたことを自分の生き方に活用できるよう「学び、行ずること」です。人間として成長を促すには、この行・学という二つのプロセスが必要になってくるのです。この「行」「学」の存在は二つで一つと表現しても過言ではないでしょう。
つまり、ただ学ぶだけでは、単なる知識に終わってしまうし、ただ行動するだけでは何が目的でどこに向かって努力すれば良いのかわからなくなり、自分自身をも見失ってしまう可能性があるからです。
例えるなら、本でダイエットの方法をいくら学んでも実際に実行に移さなければ、一キロたりともやせることはできません。そして正しいダイエットの方法を知らないまま、努力しても体を壊すだけで成功することは難しいでしょう。
ですから、よりよい方向に向かうためには、行ずる・学ぶというこの二つの努力が必要になってくるのです。この繰り返しをすればするほど、自分の人生や自分の人格をよりよくすることができるようになります。
それではまず初めに、よりよい人生を歩むための基本となる心がまえはどんなことでしょうか?

会長先生は、次のようにご指導くださっています。

私は今年、「和」ということを一つのテーマにしましたが、それを体で表していく、行為に表していくという面では合掌・礼拝していくということが非常に大事なことであろうと受け取るのであります。
 (『佼成新聞』03・1・12)

いろいろな出会いを通して「まず自分がいのちの尊さをかみしめる。そしてすべての人の存在する尊いいのちを拝んでいく」という合掌礼拝という精神をまず心掛けてゆくことが何よりも大切でしょう。 
それでは、その心をもって具体的にどう実践すればいいのでしょうか。
もっとも基本的なことは「あいさつ」です。朝のあいさつや、呼ばれたらハイと返事をするといったごく身近な所からの実行です。この「ハイ」という言葉は「拝」(おがむ)に由来しているといわれています。「おはよう」のあいさつや「ハイ」の返事を通して、身近な人を拝み、お互いに心を通い合わせることができるようになるのです。
もう一つは「先祖供養」です。私たちにもっとも身近なことは、ご宝前にお給仕(灯明、線香、ご飯、お水、お茶、お花などをお供えすること)をして、ご供養をさせていただくことになりましょう。つまり、亡くなったご先祖さまを拝むことにほかなりません。
実際に四十代前までさかのぼると、ご先祖さまは一兆人を超える数になるのです。これは現在の地球人口六十億人の約一六七倍にもあたります。ですから、先祖供養をつきつめると、みんな同じ「いのちの根源」に突き当たることになるわけです。
逆に、もし一人でも欠けていたならば、私たちの存在はありえなかったことになります。すでに亡くなったご先祖さまに感謝を込めて合掌・礼拝する「先祖供養」も大切な行であるわけです。

開祖さまは、次のようにおっしゃっています。

私たちに命を与えてくれた、いわば縦につながる先祖への感謝、そして、横に広がる一切衆生への感謝から、一切の生活が始まります。まさに感謝こそが信仰の出発点であり終着点であるといえましょう。その感謝を表わす行が朝夕のご供養なのです。
(『瀉瓶無遺』)

よいことを真心込めて繰り返す。そうした積み重ねが身近な生活環境の中で、よりよい人間関係を築いて行くもととなるのです。合掌・礼拝を通して、身近な人にも、ご先祖さまにもいのち尊さを実感できる関係を作る。そうした実感が自分の心を豊かにし、自分らしさを発揮することにつながるのです。

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