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孝道山本仏殿岡野正純副統理が平成10年に、長い海外生活を終えて帰国されて以来、直接ご指導を頂きながら今日に至っていますが、その間、広い視野を持って、多くのことを学ぶ大切さを外部の団体の活動に参加させていただく中で知ることができました。
それと、世界各地で起きている戦争や紛争、自然災害等で苦しむ人々の救済のために活動している仏教NGOネットワークという団体に企画委員として関わるようになってから、これらの問題を身近に受け止め考えるようになりました。このようなご縁を頂かなかったら小さな自我を中心とした信仰生活を送っていたと思います。
またこの度は、WCRP青年世界大会の準備委員のお役を頂きました。異なる宗派や宗教の団体の方々との関わりを通して強く感じたことは、今こそ宗教者が立ち上がり、平和実現のために和合して取り組む必要性と、若い人たちの宗教離れを止めるために、信仰を持つことの大切さを伝えていかなければいけないということです。自己の教団の発展だけを考えることだけではなく、もっと広い視野を持って考えなければならないと思えるようになりました。
異なる宗教団体がひとつの組織となって協力し活動することは難しいことだと私は勝手に思っておりましたが、仏教でいう一切衆生悉有仏性≠ニいうことから考えれば、その先入観は邪見≠ノつながることだと反省するに至りました。
今回の日本で開かれる第8回WCRP世界大会・青年世界大会は、自分自身にとっても自らの視野を広げることのできる貴重な機会であると信じています。
この機会に多くの日本の青年が参加して頂けるように、役員としてマイトリー(思いやり)の精神をもって準備を進めさせていただきたいと思っています。
ちなみに、孝道山で推進しているマイトリー運動の五項目を紹介いたします。
マイトリーは、サンクスリット語(インドの古語)で慈≠意味します。それは、お互いをいつくしむ思いやり≠フ心です。
- 大自然の中に生かされている自分の存在を知ろう
- 家族に対する責任を果たそう
- 人びとと共に喜びも苦しみも分かち合おう
- すべての生きものに対する思いやりをもとう
- 自分のもつ能力を世の中のために生かそう
WCRP会報 6月号『YOUTH WINGS 平和の翼をひろげよう』より転載
(2006.07.03 up)
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