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WCRP8青年世界大会に向けて

WCRP IV


庶民の生活に直接ふれてみたい――と会議終了後、ナイロビ郊外の農村を訪ねる開祖さま
■WCRP IV
ケニア・ナイロビ(1984年8月23日〜31日。50か国から約600人が参加。大会テーマ「人間の尊厳と世界平和を求めて――宗教の実践と協力」。

貧困、飢餓、難民、人種差別など、平和を阻害する諸問題が最も集約されていたアフリカで開催されたことは、厳しい現実を目の前にして、理念だけでなく、世界平和に向けて、宗教者が実際に行動することの重要性を再認識する意味がありました。
本会議では、南アフリカの代表により、アパルトヘイト(人種隔離)政策の実態が語られるなど、現実問題を踏まえたうえで、差別の撤廃と人間の尊厳についての討議が重ねられました。その結果、アフリカ諸国の難民と干ばつ被災者を救済するプロジェクトなど、平和と愛、人道主義のための4つの実行計画が承認され、貧困と飢えに苦しむ多くの人々が救済されました。
ナイロビ会議で、とくに注目された点は、ローマ教皇からの特使が初めて派遣されたことです。バチカンから公式参加者を迎えたことで、WCRPが掲げる「宗教協力による世界平和の実現」が、より現実的なものになったと言えます。

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