青年部の長期構想(『大志プロジェクト』)がいよいよスタートしました。昨年11月、光さまご臨席のもと開催された「青年幹部大会」で、私たち青年部は、師である開祖さまの求めたるところを求め続ける誓願をさせて頂きました。「日本の常寂光土」「世界の通一仏土」を実現するという2大ビジョンに向かい、青年がもととなって「一乗」精神を発信しようというものです。
「青年の日2008」では、この2大ビジョンを踏まえ、「青年による世界平和のための実践の日」という「青年の日」の意味合いを深くかみしめ、社会変革の風をおこすべく、さまざまなことに果敢に挑まれるよう、願っております。
その第一歩として、まず、一人ひとりが「平和な世界」をしっかりとイメージすることを大切にして頂きたいと思います。そして、それを仲間と共有してください。意見の違いもあるでしょう。考えが一つにまとまらないこともあるかもしれません。しかし、議論を重ねていく中で、それぞれが描くイメージの奥に、「平和を願う」という共通の心があると気づくことが大事です。それが、私たちが「一乗」の精神に近づくことであり、別の言い方をするならば、さまざまな相違を超えて、仲間、多くの人と一致するということになるのです。その一致できた姿、世界こそ、私たちの描くビジョンです。
ビジョンが明確になったら、次は、それを地域へ発信しましょう。会長先生は今年の年頭法話で、「四方僧伽(しほうさんが)」についてご指導くださいました。すべての人は、仏の尊いいのちを生きる菩薩さまです。自分の住んでいる地域を良くしたいと思っている人は、私たちの周囲にたくさんいらっしゃるはずです。私たちが誰にでも分かる平易な言葉でメッセージを発信したならば、きっと多くの人が賛同してくださることでしょう。
「一切の生きとし生けるものが救われるように、幸せになれるようにと、願ってこの世に生まれてきた」−−私たち一人ひとりが『願生(がんしょう)』に目覚めれば、必ず「社会変革の風」は起こります。2大ビジョンで謳(うた)った真の世界平和実現に向け、お互いさま『大志』をかかげ、本気で菩薩行に取り組んでいきましょう。
合掌
『佼成新聞』2月17日号 より
(08.02.15
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