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matsumoto.comでは、松本貢一青年本部長から青年のみなさんへのメッセージをお届けします。どんなメッセージかはどうぞお楽しみに! このサイトをご覧になった感想もお待ちしています。メールにて、info@rk-youth.orgまでお送りください。(月1回更新)



宗教をもつ者の「大志」

開祖さまの願い
平成19年次の青年部スローガンとして、昨年次と同様、「大志」を掲げさせていただきました。大きな志、大きな願いをもって、お互いさま精進させていただきたいと思います。
なお、昨年次のサブテーマでありました「自分の足で歩きだそう」は、今年次は設定いたしません。なぜならば、開祖さま生誕100年を記念した諸活動、入部登録の推進、WCRP(世界宗教者平和会議)ボランティアなどを通じて、みなさんが着実に自分の足で歩きだされたからです。今年次のサブテーマは、みなさんがチャレンジすること、心構えなどを言葉にしてあらわしていただければと思います。
さて、志をもった青年は、いつの時代でも新しい機運の推進者であります。知性と実行力に富んだ若々しいエネルギーが、いつの世でも必要とされてきました。わが国の近代国家に改革した明治維新が、2、30代の若い力によって成し遂げられたのは、その典型的な例でしょう。
宗教の世界では、お釈迦さまが悟りをひらいて仏教をうちたてられたのが30歳(一説には35歳)のときです。そして、開祖さまが立正佼成会を創立されたのは、31歳のときであります。
開祖さまは「どこかに、人間という人間一人残らず救えるような法則はないものだろうか」と捜し求めていらっしゃいました。そんなとき出遭われたのが、新井助信先生による「法華経」の講義だったのです。大きな驚きと新鮮な感動を受けられた開祖さまはこのとき、「法華経」の教えによって多くの人をお救いしたい、という「大志」を抱かれたのです。
開祖さまの願いは多くの人に伝えられ、その法の種は日本全国のみならず、いまや海外にまで広まっています。さらには、開祖さまが原動力の一人となってWCRPを設立され、宗教協力の輪は世界へ及んでいるのです。
私たち人間は、微力ではあるけれども無力ではありません。熱意と情熱をもって、心で祈り、言葉で伝え、行動にあらわしていくならば、必ずや世界をも動かしていけることができるのです。そのお手本となってくださったのが、開祖さまなのです。

「一切衆生を救う」誓願
では、宗教青年にとっての「大志」とは、どうあるべきなのでしょうか。今年8月、広島で開催されたWCRP青年世界大会開会式であいさつに立たれた会長先生は次のように述べられています。
「私は、こう思っております。『一切衆生を救う』という誓願こそ、宗教をもつ者の『大志』ではないか、と。『一切衆生』とは、国や民族、文化や風習、性別や年齢の違いを超え、すべての人の救いを目指すということです」
私たちは、仏さまから尊いいのちをいただいております。宇宙に広がるいのちですから、一人ひとりが無限の可能性をもっているわけです。では、どうしたら可能性に気づくことができるでしょうか。それは、自分とは直接関係のない世の中の現象や苦悩を、自分の問題として受け止め、自分に何かできることはないだろうか、と心に抱くことなのです。このことによって、自分の器が広がっていくわけです。さらに、言葉や行動にあらわしていけば、可能性が大きく開けてくるはずです。まさに、「すべての人の救い」につながっていくのではないでしょうか。
み仏さま、開祖さま、会長先生の教えを信受して、「一切衆生を救う」という誓願を立たせていただきましょう。私たち一人ひとりが「八万の大士(地涌の菩薩)」になっていきたいのです。

(『Shunko』9号より)

(06.12.28 update)

『Shunko』9号 『Shunko』9号 2006年12月20日発行
特集――一乗グローバルネットワークの構築をめざして


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