| 今回、この歴史的な会議に参加でき、中東の青年宗教指導者の皆さまとお会いできましたことをとても光栄に思います。
WCRP国際青年委員会では、8月に日本の広島で開かれる「青年世界大会」に向け、アジア、北米、南米、アフリカ、東欧の各地で「事前会議」を開催し、青年宗教者の協働を呼びかけてきました。なぜこのような取り組みを行っているかというと、宗教の違いを超えた青年によるネットワークの構築が、必ず世界を平和に導くものであると確信しているからです。
20世紀は「戦争の世紀」とも言われました。しかし、人類の奇跡といわれる世界レベルの宗教協力――WCRPが誕生したことも事実です。では、21世紀をいかなる「世紀」にするのか。私たちは世界に横たわる民族、宗教の相違等を原因とする諸問題を、宗教の深い智慧によって根本的な解決へと導く「人類の叡智の世紀」にしなければならないと考えています。そして、まさにその先頭に立ち、未来を、現在を善導していくのが、私たち宗教を持った青年の役割であると思うのです。
過去や歴史は変えられません。しかし、未来は変えられます。そのために、まず出会い、会話をしたいと思っています。会話は相互理解を深め、信頼関係、友情を育むことにつながると私は考えます。青年宗教者同士の友情は、30年後には国の指導者、宗教の聖職者同士の友情に発展するでしょう。この宗教者のネットワークが世界中に広がり、それぞれが愛や慈悲の心を持って行動したならば、世界は平和で安全なものになるに違いありません。
未来をつくるのは私たち青年の行動です。皆さん、ぜひ一緒に行動しましょう。ぜひそれぞれの置かれた場で、それぞれのできる努力をし、共に平和をつくってまいりましょう。
8月に皆さんと広島で再会できますことを楽しみにしております。本日はどうもありがとうございました。ショクラン(ありがとう)。
合 掌
(06.07.11
update)
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