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matsumoto.comでは、松本貢一青年本部長から青年のみなさんへのメッセージをお届けします。どんなメッセージかはどうぞお楽しみに! このサイトをご覧になった感想もお待ちしています。メールにて、info@rk-youth.orgまでお送りください。(月1回更新)



大志――自分の足で歩きだそう

世界を救うの大望をもとう

会長先生は今年の「全国布教」のご法話の結びで、必ず「世界を救うの大望をもとう」とご指導をくださっています。大望とは、大きな願い、大きな志でもあります。
この志について、お釈迦さまはお弟子さんたちに対して、仏になるという大きな志をもちなさい、と説かれています。それまで、お弟子さん方は自分のめざした救われ、自分が描いた幸福感で満足していました。お釈迦さまは求めるものを与えてくださり、救ってくださったと思っていたのです。そんなお弟子さんたちに、仏になるという大志を抱け、とおっしゃったのが『法華経』なのです。
立正佼成会の歴史を見ましても、「法華経が立正佼成会を本として世界万国に弘まるべし」と脇祖さまを通じてのご神示によって大きな志をお示しくださいました。昭和20年、教団組織がまだまだ整備されていない頃のことです。まさに大ビジョンであります。
そして後年、開祖さまは民衆を平和に導いていく宗教が対立しあっていることを憂い、世界の宗教者が出会い、知りあい、理解しあい、協力しあう関係にならなければ世界の平和は達成できないと考えられて、新しい平和構築のモデルをビジョンとして明確に出されました。世界宗教者平和会議の提唱であったわけです。
当時、その開祖さまの呼びかけに対して、一部のマスコミや識者などから、さまざまな誹謗、中傷があったことも事実です。でも、開祖さまの描かれた大きなビジョンがみなさんに支持され、京都での第一回世界宗教者平和会議に結実し、いまでは「二十世紀の奇跡」とまで賞賛され、世界平和への大きな潮流となっているのです。
開祖さまが身命を賭して取り組まれた宗教協力と平和活動を振り返させていただくと、いまこそ私たち一人ひとりが開祖さまのようなリーダーとなっていくことが大事なのではないでしょうか。開祖さまは大きな志、大きなビジョンを抱かれ、その目標に向かって提言をされ、改革をされてこられました。このお師匠さまのお姿を、私たち青年がしっかりと受け継いでいかなければなりません。

空を飛ぶ自動車

いま、日本いや世界の社会全体がものすごい勢いで変化しています。そのなかで求められているのは、大志に基づいたビジョンを明確にして、それにむかって現状を分析し、思い切って改革をしていくリーダーなのです。
たとえば、ホンダを世界的な大企業に育て上げた本田宗一郎さんは、創業時にミカン箱の上に乗り社員に向かって、「ホンダは20年後、世界一のバイクメーカーになる」と明言したそうです。その後も、本田さんは毎日のように「世界一」を言いつづけ、今日の発展をもたらしました。
この世界を意識する伝統はいまも社に受け継がれていますから、他の企業の真似ではない独自性のある技術をもって、次々と新しい製品を生み出しています。先日、聞いた話で驚いたのは、いまは時空を超えるというテーマで、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に出てくる車・デロリアンのような「空を飛ぶ自動車」の製作をめざしているとのことです。まさにビジョン型経営の典型ではないでしょうか。

毎日がスタート

全国布教での会長先生のご指導と時代状況を重ね合わせて立ち上げたのが、来年(平成18年)次の青年部のスローガン「大志――自分の足で歩きだそう」です。
自分の足とは主体性ということです。だれかが与えてくださるのを待っているのではなく、だれかが切り拓いてくださったところを後につづくのでもなく、自らが一生懸命に考えて切り拓くことなのです。開祖さまの願いをわが願いとすることも、いまの自分の生活環境のなかで新しいものをどう切り拓いていくか、ということではないでしょうか。もちろんそこには仏さま、開祖さま、会長先生のお心を踏まえ、学ばせていただくことも必要です。
自らの足で歩むとは、進んでいくことでもあります。頭で考えているだけではなく、構想や夢に浸っているのでもなく、目標に向かって自分の足で確実に歩いていかなければなりません。一人ひとりの青年に歩いて出会い、そして法を伝え、自分の願いを伝えていくことなのです。
本年次は「Awake〜自分のことばで教えを語ろう」でしたが、これからは自分たちが歩いて出会っていく、さらに一歩進んだ行動に移していくことになります。会長先生から「信仰新生」「日々、新たに」と教えていただいているように、毎日毎日が新しい始まり、いつもスタートという気持ちで精進をさせていただきたいと思います。来年は三碧中宮の年。「青年の年」だといわれています。大志を胸に、自分の足で歩きだしましょう。

(『Shunko』6号より)

(05.012.22 update)


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