| このほど無事に参議院選挙が終了しました。参政権の行使(棄権防止)を市民に呼びかける「7・11GO」運動にご賛同頂き、真摯に取り組んでくださった全国の青年の皆さんに心からお礼を申し上げます。
近年、有権者、中でも若者の政治への関心の低下が叫ばれております。今回の参院選におきましても、同運動を呼びかけさせて頂いた当初、各マスコミなどは投票率が50%を切るのではないかと予想をしておりました。しかしながら、結果的には前回の参院選を上回る56.47%の投票率となりました。また比例区では私たちに代わって法華経の智慧に基づき、活動することを約束してくださった2人の推薦候補者が当選いたしました。重ねてお礼を申し上げます。
青年が本気になって立ち上がり、行動を起こしたならば必ず“風”が吹く。いつも申し上げていることですが、私はそう確信しています。今回、全国の青年が一丸となって、市民に対して、政治に関心を持ち、参政権を行使する大切さを訴えさせて頂いたことは、社会的に大変意味があり、また、投票率の上昇にも大きな影響を与えたと私は受け止めさせて頂いております。
私は常にあらゆる問題に対し、無関心、あるいは傍観者でいるほど恐ろしいことはないと考えています。とりわけ、すべての国民のいのち、暮らしに関わる「政治」は重要な問題です。過ちや後戻りが許されないからです。特に今回の参院選は、イラク支援のあり方など国の将来を左右する重要な問題が争点でもありました。私たちは日本という国を、そして世界を平和に導くために尊い教えを学ばせて頂いています。有権者の政治離れが危惧されている今だからこそ、私たちが主体となり、人々の政治への関心を呼び戻さなければいけないと考えました。「すべて自分」と教えて頂いている私たちだからこそ、日本の国づくりに真剣に取り組まなければならないと思ったのです。全国の青年の皆さんに「7・11GO」運動の実施を呼びかけさせて頂いた理由はここにあります。
また、今回の取り組みは仏性礼拝行でもあったことを、いま一度確認させて頂きたいと思います。私たちは市民に、日本の国をつくっていくのは私たち国民一人ひとりであること、私たち一人ひとりが日本の国を変える力を持っていることを呼びかけさせて頂きました。それは、私たちが触れ合う人々の仏性を拝み、相手の方に「仏と同じいのちを生きている尊い存在であること」をお伝えさせて頂くことと同じ行法なのです。これこそが本会の取り組む政治浄化活動の核心であると私は思っています。
家庭、社会、国家、世界の平和境づくりは、すべての問題を自分の問題と受け止めること、そして積極的な仏性礼拝行からはじまると私は考えます。サンガや隣人の抱える悩みも政治浄化も、同様に、とても重要な問題です。〈自分に何かできることはないだろうか〉と考え、一歩を踏み出すことが大切なのです。また、教えを学べば学ぶほど、宗教者、宗教青年としての自覚が高まれば高まるほど、さまざまな問題が見えてくるようになり、〈何かせずにはいられない〉という気持ちが湧き起こってくることでしょう。
『社会変革の風を起こそう』とは、「青年の日」のメーンテーマですが、私たちは常にこのテーマを心に持ち続けていきたいと思います。社会を良い方向に導く大きな“風”を起こすためには、本気の取り組みを、継続していくことが大事です。今後も政治浄化をはじめさまざまな問題を自らの問題と受け止め、お互いさまにできることを模索し、真摯に実践しようではありませんか。
合 掌
(04.07.30 update)
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