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師の求めたるところを求めて――。埼玉教区15教会の青年部員は、11月12日、一斉布教を行いました。「開祖生誕100年」の取り組みとして行われたもので、部員たちは、万人の救われを願った庭野日敬開祖への報恩感謝を「布教」で表しました。
同教区では、今年1年のテーマを『布教伝道』と定め、4月から、3教会ずつ5グループに分かれて交流布教を重ねてきました。他教会の包括地域を歩く中で、参加者から「見知らぬ場所で緊張したが、笑顔であいさつする大切さを教えて頂き、その実践を仲間と共にさせて頂けたことがうれしかった」「他教会から手どりのスタイルを学び、とても勉強になった」との声が聞かれました。交流布教を通して教会間の連携を深めながら、お互いに磨き合ってきた部員たち。切磋琢磨の修行の締めくくりとして位置づけられたのが一斉布教でした。
上尾教会では、出発前、平塚桂子教会長が青年部員を激励しました。「昼夜を分かたず、自転車で布教に歩かれた開祖さまのお姿を思いながら、歩かせて頂きましょう。仲間への気配りから手どりは始まっていますよ」。
部員たちは、「より密なサンガの輪を広げよう」と、教会から足が遠のいている部員宅を中心に手どりに歩きました。ある不登校の高校生宅では、一人の男子部員が自身の不登校体験を話すと、高校生は「そうそう」と笑顔でうなずき、会話が弾みました。その家にはそれまでたびたび足を運びながらも一度も会えなかったのですが、今回初めて話ができました。「昔の自分を見ているよう。自分の経験が役立ってうれしい」と男子部員は笑顔を見せました。
学生部長は「出会いを大切にしたいと思うと、手どりに歩かずにいられません。相手の悩みを解決することはできないかもしれませんが、とにかく聞いて、悩みに寄り添いたい」と話しました。
このほか、本庄教会では少年部員も手どりに歩くなど、各教会ごとに青年部員たちは布教伝道に励みました。
今回初めて手どりに参加した上尾教会の青年は「コミュニケーションのツールが多様化している現代にあって、電話やメールでなく、足を運んで、目と目を合わせて話すことの意義深さを実感しました」と感想を寄せました。
(『佼成新聞』12月3日号より)
(2006.12.08 記載)
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