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●2007年8月19日〜23日 エルサレム青年和解プログラム
参加者の声


【ユダヤ】
アハロン・レビー(25)
「これまで、私は現実に対して一つのものの見方しかせず、異なる見方があることを知りませんでした。自分たちの民族の苦しい体験は把握していましたが、パレスチナ側の痛みは分かっていませんでした。それを聞くのはつらいことでもありました。しかし、私たちと同じ苦しみを彼らも持っていると知ったことは、より良い場所をつくっていくことに必ず役立つはずです。パレスチナ人の友達ができて良かったです。」

ゲルダ・グレザー(23)
「エルサレムに住んでいるので、街のことはすべてを知っていると思っていました。しかし、分離壁を普段とは違う反対側から見ると、そこにはまったく違う景色がありました。エルサレムの景色は美しいのですが、その美しさには別の意味があるのかもしれません。そこに差別などの問題があることを初めて知りました」

【パレスチナ】
ナタリー・ハエック(22)
「日本人が参加してくれることによって、『私は誰なのか』『ユダヤ人とはどういう人たちなのか』を冷静に考え、理解することができました。民族の歴史や集団としての記憶について話し合いましたが、対立で肉親を亡くした遺族の方から話を聞き、イスラエルとパレスチナの問題や痛み、苦しみが互いにつながっていることを教えられました。どちらかの見方を選ぶのではなく、人間としての見方が大切であると感じました」

アビール・ケターニ(19)
「ユダヤの人たちがモスリムのことを知ろうと、真摯な気持ちでイスラームの聖地に学びに来てくれたことをうれしく思いました。私自身も異なる宗教の聖地を訪れるのは生まれて初めて。他宗教の人たちに尊敬の念を持ちましたし、まざまな宗教を知ることができ、誇りに感じています」

【日本】
国富加奈子(25)
「ディスカッションで歴史とその見方について厳しい意見が交わされた時には、反目と対立の現実を感じました。しかし、休憩中にも互いに集まり、積極的に意見を交す様子からは理解したいとの思いが伝わってきたのも事実です。特に、遺族の方が民族の違いを超えて痛みを共有している姿や話を聞いたあと、参加者から拍手が鳴り止まなかったのを見たとき、平和や幸福への思いは誰もが共通なのだと実感しました」

松森謙太(23)
「期間中、キリスト教徒のパレスチナ人であるエリさんと同じ部屋で寝食を共にしました。本当に信仰深く、『すべての人を愛したい』との願いで行動する姿に多くのことを教えられました。イスラエルには大変な問題があります。けれど、対立ではなく、苦しみを分かち、平和のために取り組んでいる人がたくさんいることを日本で伝えたいと思います」

(2007.09.14 記載)


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